1. 「経営計画書を、必ず自らの手で書き上げることこそ、社長として絶対にやらなければならないことである」とは 経営計画書を社長が書くべきである。という主張に対して一倉先生は本書の中で6項目あげている。本日の物はそのうち […]
『一倉定の経営心得』を読む その20 経営者の先見性
1. 「社長は年単位でものを考える人である。年単位で何年も先を考えるのである。つい単位でものを考えたら、何年も先のことなど考えられるものではない」とは ものを考えたら、何年も先のことなど考えられるものではない」とはマネ […]
『一倉定の経営心得』を読む その19 経営計画書の必要性
1. 「経営計画書は、社員の心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす『魔法の書』である」とは 経営計画書が大切であることに対して異論はないであろう。どの角度でその必要性を語るかが肝要。一倉先生は、未来像がないことは社員 […]
『一倉定の経営心得』を読む その18 企業経営と将来の収益
1. 「今日の事業は赤字でない限り社長にとって大した重要性はない。大切なのは、あくまでも会社の将来の収益なのである」とは 正式に言うと今日の事業だけを大切にしないといけない社員はいない。見えている将来の時間軸の長さが違う […]
『一倉定の経営心得』を読む その17 ビジネスの現場で用いる言葉
1. 「任せるのは『実施』であって『決定』ではない」とは 会社には、きちんとしたビジネスとして確立した用語と、日本語としての意味は明快であるがビジネスの現場ではその意味する真意がぼやけるものがある。 「承認」という言葉 […]
『一倉定の経営心得』を読む その16 経営者に求められる資質
1. 「優柔不断は誤った判断よりなお悪い」とは 罰せられざる大罪というものがあると思う。社長経営者において「決められない」と答えることと、会社に勤めるものとして「わかりません。」と答えること。この二つである。 社長は決 […]
『一倉定の経営心得』を読む その15 企業経営における経営者の姿勢
1. 「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である」とは コンサルタントの言葉かと疑う俗っぽい言葉である。しかし、シンプルで俗っぽいことが真理を突いたりする。 会社内で起きたことの責任追及には複雑さが付きま […]
『一倉定の経営心得』を読む その14 経営者の責任と意思決定
1. 「ワンマン決定は権力の表れではない。責任の現われである」とは 日本においてワンマン社長のイメージが悪すぎる。民主的が心地よいとされている。社内には様々な部署部門が存在する。部門ごとに利害関係が存在す。また様々なキャ […]
『一倉定の経営心得』を読む その13 経営改革に必要な志向性
1. 「社長の決定はすべて外部への対応であり、未来志向である」とは 社長が外部志向であることは当たり前であろうか?未来志向であることは当たり前であろうか?残念ながら、こと日本においては、中小企業から大企業に至るまで本当 […]
『一倉定の経営心得』を読む その12 環境整備の重要性
1. 「環境整備こそ、全ての活動の原点である」とは この言葉から連想される現代?近代?のビジネス用語としては、「割れ窓理論」がある。が思い浮かぶであろう。ニューヨーク市長のジュリアーノ市長がこの理論を実行した。まずは落 […]