このたび、弊社のクラウド型ITプラットフォーム「P4CLOUD」に関する記事が、専門誌『塗布と塗膜』2025年11月号（冬号）に掲載されました 。
記事では、「製・販・装」（製造・販売・施工）の三者をクラウド上でつなぎ、塗装業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するP4CLOUDの概要と、AI・IoTを活用した具体的な業務革新の事例をご紹介しています 。
✨ P4CLOUDが実現する業務革新
P4CLOUDは、情報の一元管理を通じて、品質向上・不具合対応の迅速化・業務効率化を実現し、業界全体の信頼性と生産性向上に貢献します 。
記事で詳しく解説されているP4CLOUDの主要な4つの機能は以下の通りです:
- 受発注機能: 販売会社ごとの専用画面で24時間いつでも発注可能 。誤発注を防止し、現場に最適な資材調達を支援します 。
- 帳票管理機能: 見積・請求・納品書・報告書などの各種帳票をクラウドで一元管理 。自動メール送信機能と閲覧履歴記録により、ガバナンス強化と業務効率化を同時に実現します 。
- SDS・リスクアセスメント管理機能: SDS（安全データシート）の最新情報を自動で確認し、関係者に展開することで情報漏れを防止 。リスクアセスメント申請に応じて、CREATE-SIMPLEなどの手法で危険度評価を支援します 。
- AI・IoT連携機能: IoTセンサーで現場データを可視化・分析し、無駄を削減 。紙の点検記録はAI-OCR+RPA（P4ROBO）で自動転記され、業務を効率化します 。
💡 AI・IoT活用によるコスト削減事例
特に、記事内ではIoTを活用した具体的な成果事例が紹介されています。
純水使用量の削減事例:
電着塗装工程において、IoTセンサーで電導度と供給量を常時監視し、最適な供給量を検証 。その結果、年間で約460㎡の純水削減と年間約138,000円のコスト節約を達成しました 。
ガス使用量の最適化事例:
シーケンサーのガス温度と流量データを見える化し、加熱工程のピーク回数を削減するなどPDCAを回すことで、月間で約15万円のガス代削減に成功しました 。
SDS情報転記の効率化事例:
AI-OCRツール「P4ROBO」の導入により、SDSからの情報転記とファイル名変更の処理時間が大幅に短縮され、従業員はより創造的な業務に集中できる環境が整いました 。
🤝 今後の展望
P4NEXTは、「Paint産業に最先端のTechnologyを」という理念のもと、今後もお客様からのご要望にお応えし、基幹システム開発やAIカメラ、塗装管理システムなど、塗装産業の構造を変える新たな仕組みづくりに挑戦し続けてまいります 。
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『塗布と塗膜』2025年11月号（冬号）掲載のお知らせ